浅草今半のモットーは「和」。
このスピリットが約130年におよぶ歴史を創り上げ、発展を続ける原動力となっています。
老舗が蓄えた伝統の力と次世代を担う若者のフレッシュなエネルギーとを縦横に融合させ、和をもって挑戦を続けています。

その象徴のひとつが、商品開発力。
当社の主力商品のひとつである「牛肉すきやき佃煮」は、浅草今半のすき焼の味を「家庭に持ち帰りたい」というお客様のご要望をヒントに、今から約80年前（1945年）にデビューしました。
前例のない開発は困難を極めましたが、研究に研究を重ねた末に商品化を実現。
その後も社内の和を結集させて種類を増やし続け、百貨店の食品売場で好評を博したことが「浅草今半」の評判をさらに高めました。
このスピリットは現在まで脈々と引き継がれ、当社の発展に貢献しています。

入社後はOJTを中心に研修を実施しています。
講師は外部専門家から職場の先輩まで多彩で変化に富み、浅草今半グループの一員として必要な会社の概要といった基礎知識に加え、配属先に必要な専門スキルまでを学んでいただきます。

【飲食部門】一流店の味とマナーを学ぶ勉強会を定期的に実施しています。オーナー・シェフから普段見聞することのできない貴重な体験談を直接教えていただくことで、直に感じた一流店の味、雰囲気、マナーなどをこれからの自分に生かす機会となっています。

【サービス部門】研修担当のシスター（世話役）がつき、お出迎えからお見送りまでのプロセスを1年間に渡ってサポートします。
職場配属の1ヶ月後には、基本部分の総仕上げとしてサービスマネージャーによるテストを経て、一人立ちしていきます。

個人のスキルアップは会社全体のレベルアップにつながるとの考えから、セミナーを充実させています。
各部門・部署に適した講師をお招きし、ロールプレイングなどの実践的なプログラムを主体にしています。
ノウハウの共有も重視し、若い世代の社員は先輩社員の経験を聞いて参考にし、ベテラン社員は新人社員の意見を聞き初心に戻る機会を設け、お互いが自身のキャリアを考える機会として好評を得ています。

キャリアアップの実現のためには、目標となる昇格モデルを設定しています。
当社の役職は全部門共通で、主任・係長・課長代理・課長・次長・部長の6つの席が用意されており、20代で主任、30代で係長、40代で課長になることをめざしていただきます。
向上心や能力、経験次第では管理職への積極登用も推進しており、モデルコースよりも早く昇格できる可能性もあります。

社員一人ひとりが楽しく達成感を得ながら、安心して働き続けていただけるように、福利厚生にも力を入れています。
社会保険完備はもちろん、会社の利益を社員に還元する各種手当が充実。
夏期と冬期の繁忙期には、売上に応じて寸志を現金支給。
賞与は夏期・冬期に加え、業績に応じて決算賞与を支給しています。

コミュニケーションを深めることを目的とした行事も用意しています。
特に人気の行事が「がんばろう会」と「社員旅行」。
親睦食事会「がんばろう会」は、お中元・お歳暮を控えた時期の年2回、全社員が心をひとつにして商戦に臨むことを目的に実施しています。
社員・パートの全従業員が30〜40人のグループに分かれ、浅草今半国際通り本店で「すき焼懐石」を味わえる人気のイベントです。
社員旅行は、周年記念のハワイ旅行をはじめ、グアム、香港、パリなど海外旅行のほか、国内への旅行を実施しました。